オーストラリアETAアプリが使えない?高齢者が海外旅行前に戸惑った電子申請の話

高齢者の海外旅行準備で必要なオーストラリアETAアプリ申請のイメージ
海外旅行の準備では、パスポートだけでなくスマートフォンでの電子申請も必要になる場面が増えています。
最近は、海外旅行の準備もスマートフォンで行う時代になりました。
航空券、ホテル予約、オンラインチェックイン、eSIM、そして渡航前の電子申請。
便利になった一方で、スマホ操作に慣れていない大人世代・シニア世代にとっては、
旅行前の大きな不安になることがあります。先日、友人を介して、友人のお母様から相談を受けました。
オーストラリアへ旅行に行く予定があり、渡航前に必要な電子渡航許可の申請をしようとしたところ、
何度やってもうまくいかないというのです。「スマホから申請する必要がある」
「何度試しても進まない」
「どこに相談すればよいのかわからない」これは、これからますます増えていく困りごとだと感じました。

この記事では、友人のお母様のオーストラリアETA申請をお手伝いした体験をもとに、
高齢者が海外旅行前の電子申請で戸惑いやすいポイントと、家族がサポートするときの注意点をまとめます。

友人のお母様がオーストラリア旅行前に困っていたこと

友人のお母様は、オーストラリアへ旅行に行く予定でした。
以前の感覚であれば、旅行会社や窓口で相談できると思っていたかもしれません。
けれども今は、渡航前の手続きがオンライン化・アプリ化されています。

オーストラリアの場合、日本のパスポートを持つ人が観光や知人・家族訪問、出張などで短期渡航する場合、
「オーストラリアETAアプリ」からETAを申請する必要があります。
在日オーストラリア大使館の案内でも、ETA申請はオーストラリアETAアプリを通して行う必要があり、
現時点では、旅行者本人がオーストラリアETAアプリを使って申請する必要があり、エージェントや航空会社などの代行サービスを通して申請することはできないと案内されています。

つまり、本人や家族がスマホを使って対応しなければならない場面がある、ということです。

ところが、友人のお母様のスマートフォンでは、何度試しても申請が進みませんでした。
そこで最寄りのオーストラリア領事館へ問い合わせようとしたところ、
なんとコロナ禍の間に閉館していたそうです。

相談先が見つからない。
アプリはうまく動かない。
出発日は近づいてくる。

これはとても不安だったと思います。

私にできることがあればと思い、お会いしました

友人を介して私に相談がありました。
私にできるお手伝いがあればと思い、喜んでお会いすることにしました。

まずは、ご本人のスマートフォンで申請を試みました。
画面を確認しながら、手順通りに進めてみます。

けれども、やはりうまくいきません。

パスポート情報を読み取る場面、アプリの動作、次の画面への移動。
どこかで止まってしまうのです。

この時点で、「これはご本人の入力ミスではないかもしれない」と感じました。

原因は「スマートフォンの機種にアプリが対応していなかったこと」

個人情報を扱う申請なので、私自身のスマートフォンを使うことには慎重でした。
パスポート番号や生年月日、渡航情報など、とても大切な情報を入力するからです。

ただ、どうしてもご本人のスマートフォンでは進まなかったため、
ご本人の同意のもと、私のスマートフォンでアプリの動作を確認し、ご本人と一緒に入力内容を確認しながら申請手順を進めました。

すると、指示通りに入力することで、速やかに取得が完了しました。

原因は、入力ミスではありませんでした。
アプリが、その方のスマートフォンの機種にうまく対応していなかったことだったのです。

📱 アプリがうまく動かないのは、本人のせいとは限りません

アプリとは、スマートフォンの中に入れて使う小さな道具のようなものです。
LINE、Googleマップ、カメラ、天気予報、乗換案内などもアプリです。

一方で、インターネットを見るときに使う
Safari、Google Chrome、Microsoft Edge などは「ブラウザ」と呼ばれます。
ブラウザは、ホームページを見るための入口のようなものです。

つまり、同じインターネットを使う場合でも、
アプリでしかできない手続きと、
ブラウザからホームページを開いてできる手続きがあります。

オーストラリアETAの場合は、通常のホームページからではなく、
専用の「オーストラリアETAアプリ」を使って申請する必要があります。

スマートフォンは年々技術が進んでいます。
そのため、古い機種や、OSと呼ばれるスマートフォンの基本システムが古い場合、
新しいアプリがうまく動かないことがあります。

これは、ご本人の操作が悪いという意味ではありません。
スマートフォン側とアプリ側の条件が合わず、
うまく動かなかった可能性がある、ということです。

無事にETAが取得でき、旅行の準備を進められることになりました。

めでたし、めでたし。

ここで大切なのは、できなかった原因が「本人の理解不足」とは限らないことです。
アプリの相性、スマホの機種、OSのバージョン、カメラの読み取り、通信環境など、
本人の努力だけでは解決できない原因もあります。

海外旅行は「スマホ申請の時代」になっている

アメリカのESTA、オーストラリアのETA、航空会社のオンラインチェックイン、eSIMの設定。
以前なら旅行会社や窓口で相談できたことも、今ではスマホやアプリで進める場面が増えています。

若い世代にとっては当たり前のことでも、
大人世代・シニア世代にとっては、ひとつひとつが大きなハードルになることがあります。

セキュリティや本人確認のために、申請方法が厳格になること自体は理解できます。
しかし一方で、スマートフォンの操作に慣れていない高齢者や、
古い機種を使っている方にとっては、かなり高いハードルになると感じました。

「本人が申請する必要がある」というルールは大切です。
けれども、その本人が安心して申請できるように、
公式情報の確認方法や、入力前の準備、アプリが動かないときの相談先が
もっとわかりやすく整っていてほしいと思います。

特に海外旅行前の電子申請では、入力する情報がとても重要です。

  • パスポート番号
  • 氏名のローマ字表記
  • 生年月日
  • 渡航目的
  • 滞在予定
  • メールアドレス
  • クレジットカード情報

ひとつ間違えるだけで不安になります。
しかも英語表示や専門用語が出てくると、さらに緊張します。

高齢者が電子申請で戸惑いやすいポイント

今回の体験を通じて、高齢者が電子申請で戸惑いやすいポイントが見えてきました。

1. 公式アプリや公式サイトがわからない

検索すると、似たようなサイトがたくさん出てくることがあります。
中には、公式サイトのように見える紛らわしいサイトもあります。

オーストラリア大使館のページでも、ETA申請に関して偽サイトが増えていると注意喚起されています。
旅行前の電子申請では、まず公式サイト・公式アプリかどうかを確認することが大切です。

2. アプリがスマートフォンに対応していない

今回のケースでは、ここが大きな原因でした。
本人が間違えているわけではなく、スマホ機種やアプリの相性でうまく進まないことがあります。

「何度やってもできない」ときは、本人を責めるのではなく、
端末やアプリ側の問題も疑ってみる必要があります。

3. パスポートの読み取りがうまくいかない

アプリによっては、カメラでパスポートを読み取る場面があります。
光の反射、手ブレ、カメラのピント、スマホケースの影などで、うまく読み取れないことがあります。

4. 英語表示が不安になる

短い英語でも、申請画面に出てくると緊張します。
「間違えたらどうしよう」と思うだけで、先に進めなくなる方もいます。

5. メールが見つからない

申請後の確認メールや認証結果のメールが、迷惑メールに入ることもあります。
Gmailやキャリアメールの使い方に慣れていない場合、ここでもつまずきます。

6. クレジットカード入力が怖い

海外の申請画面でクレジットカードを入力するのは、不安が大きいものです。
公式かどうかを確認せずに入力するのは危険です。

家族が手伝うときに気をつけたいこと

家族が手伝う場合も、気をつけたいことがあります。
特に、海外旅行前の電子申請は個人情報が多く含まれます。

  • 公式サイト・公式アプリかどうかを確認する
  • パスポート情報を慎重に扱う
  • 入力内容を本人と一緒に確認する
  • 申請完了メールを保存する
  • スクリーンショットや控えをわかりやすく残す
  • 出発直前ではなく、早めに確認する
  • できない原因を本人のせいにしない

特に最後の「本人のせいにしない」は、とても大切です。

スマホ申請がうまくいかないと、つい「何でできないの?」と言ってしまいがちです。
でも、今回のように、原因がアプリと機種の相性だったということもあります。

できないのではなく、環境が合っていないだけ。
そう考えるだけで、本人も家族も少し楽になります。

海外旅行前に確認しておきたいデジタル準備

海外旅行に行く前には、航空券やホテルだけでなく、
デジタル面の準備も大切です。

  • パスポートの有効期限
  • 渡航認証や電子ビザの有無
  • 航空会社アプリのログイン
  • オンラインチェックインの方法
  • 海外で使う通信手段
  • eSIMや海外Wi-Fiの準備
  • 旅行保険の確認
  • クレジットカードの海外利用設定
  • 家族との連絡方法
  • 緊急時の連絡先

特にスマートフォンは、海外旅行中の命綱になります。
地図、翻訳、連絡、予約確認、搭乗券、ホテルの住所確認。
今では、海外旅行に必要な情報の多くがスマホの中に入っているのが当たり前になりました。

だからこそ、出発前に一度、落ち着いて確認しておくことが大切です。

🌏 海外旅行前にあると安心なもの

海外旅行では、現地でスマホが使えるかどうかが安心感につながります。
地図、翻訳、家族への連絡、ホテル確認など、スマホを使う場面が多いからです。

  • 海外で使えるeSIM
  • 海外旅行保険付きクレジットカード
  • モバイルバッテリー
  • スマホストラップ
  • パスポートケース

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スマホが苦手でも大丈夫。海外旅行は、楽しめます

今回、友人のお母様のETA申請をお手伝いして感じたのは、
スマホが苦手だからといって、海外旅行をあきらめる必要はないということです。

必要なのは、少し落ち着いて確認できる時間と、
わからないところを一緒に見てくれる人です。

若い人に聞くと、早口で説明されてしまう。
家族に聞くと、ついお互いにイライラしてしまう。
店頭では後ろに人が並んでいて焦ってしまう。

そういう方にこそ、ゆっくり個別に確認できるサポートが必要だと思います。

58歳からITを学び直している私だからできること

私自身も、若い頃からデジタルに囲まれて育った世代ではありません。
58歳になった今も、プログラミングやWordPress、スマートフォンの使い方、AIの活用を学び続けています。

だからこそ、「わからない不安」がわかります。

できないことを恥ずかしいと思う気持ち。
何度も聞くのが申し訳ないと思う気持ち。
画面が英語になっただけで緊張してしまう気持ち。

そうした気持ちに寄り添いながら、
大人世代・シニア世代の方が安心してスマホやインターネットを使えるように、
少しずつサポートしていきたいと考えています。

若い専門家のように素早く操作するのではなく、
戸惑う気持ちを理解しながら、一緒に確認していくサポートを目指しています。

まとめ:電子申請の時代だからこそ、やさしいサポートが必要

海外旅行の手続きは、これからますます電子化されていくと思います。
便利になる一方で、スマートフォンやアプリに慣れていない方にとっては、
大きな壁になることもあります。

今回のオーストラリアETA申請のように、
できない原因が本人ではなく、スマホ機種やアプリの相性にあることもあります。

大切なのは、ゆっくりと公式情報を確認しながら、
ひとつずつ進めることです。

スマホが苦手でも、海外旅行を楽しむことはできます。
そのために、出発前のデジタル準備を、家族や信頼できる人と一緒に確認しておくことをおすすめします。

🌿 海外旅行前のスマホ申請が不安な方へ

ESTA、ETA、電子ビザ、航空会社アプリ、オンラインチェックイン、eSIM設定など、
最近の海外旅行ではスマートフォンやインターネットを使った手続きが増えています。

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公式サイトや公式アプリの確認、入力前に必要な情報の整理、
申請完了メールの保存方法、海外でスマホを使うための準備などを、
落ち着いた環境でゆっくり確認します。

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