【58歳の挑戦】初めての事業計画書でビジネスコンテストに応募した体験談と書き方のコツ

こんにちは。私は英語発音指導のWebサービスを個人で開発している、主婦歴30年の58歳です。

今回、福岡よかとこビジネスコンテストに応募し、初めて「事業計画書」を書きました。

この記事では、応募のきっかけ、苦労したこと、実際に私が意識したポイントをストーリー仕立てでお届けします。


📮 応募のきっかけは、一枚のフライヤー

きっかけは、天神のスタートアップカフェの棚に並んでいた1枚のフライヤー。きれいなデザインで「地域発のアイデア募集」と書かれたビジネスコンテストのお知らせでした。締め切りは一週間後。

自分がつくっている英語発音Webサービスも応募対象になるのか分かりません。でも、違っていたとしてもそれは主催者が判断すること。そう思って、思い切って応募してみることにしました。

😅 書き始めて気づく、“何を書けばいいか分からない”問題

事業計画書には書式があります。もちろん、求められている内容を書く必要がありますが、自分の考えを言語化するのは思った以上に難しいと気づかされました。

「この内容で本当に伝わるの?」「事業の数字なんて書いたことない…」
一文字一文字を絞り出すように書きました。書くこと自体も大変でしたが、ドキュメントを整える作業にも一汗かきました。ファイルをダウンロードして入力し、レイアウトにも気を配りました。

🧠 私が意識したこと(1)ストーリー性を持たせる

最初に意識したのは、「物語のように読んでもらう」ことです。

単なる計画の羅列ではなく、なぜこの事業をやりたいのか、その原体験を丁寧に書きました。

例:駅で外国人に話しかけられても、発音に自信がなくて答えられなかった自分。
あの時の残念な気持ちが、今のサービスの原点です。

📌 私が意識したこと(2)読む人を想像する

読み手は、技術的な専門家とは限りません。お役人かもしれないし、民間企業の方かもしれない。日本社会では、審査員の多くが男性かもしれないということも想定しました。

だからこそ、難しい言葉は避けて、誰にでも伝わる表現を心がけました。文はなるべく短く、専門用語を使うときは補足を入れました。

💖 私が意識したこと(3)共感を引き出す構成

私自身が「声を出すのが恥ずかしかった」からこそ、同じ悩みを持つ人の気持ちがよくわかります。

「私もそうだったんです」という横に並ぶ視点を大事にすると、共感につながるのではないかと考えました。

🔥 私が意識したこと(4)社会にどう役立つかを熱く伝える

このサービスは、「声に自信がない人の未来を変える」だけでなく、

  • 主婦・シニアの在宅就労を生む
  • 地方でも高品質な教育機会を届ける

という地域と社会に役立つ意義を持っていると考えています。

その思いを、言葉に熱を込めて書きました。

📊 私が意識したこと(5)ビジネスとして成立することを書く

最も悩んだのが数字です。経常利益? 売上?
正直、これまで考えたこともありませんでした。

でも調べながら、

  • 月額プランで何人登録があれば黒字か?
  • 講師報酬はいくら必要か?

など、自分のビジネスのリアルな姿を数字で描いていきました。
絵に描いた餅を語るようでとても恥ずかしかったですが、それでも形にしました。

🙋‍♀️ 一人で書いたからこそ、深まった考え

相談相手がいなかったことは孤独でもありましたが、

「自分の頭で考え抜く時間」こそが、事業の柱をつくる原動力になったと感じています。

熟考すると、とてもお腹が空きました。脳の消費エネルギーは消費全体の20%だそうです。なので、ラムネで脳を労わりました。

🔧 推敲で意識したポイント

  • 簡潔にまとめる
  • 印象に残る言葉を使う
  • 見出しに“動き”をつける

🎓 私が学んだサービス

プログラミングやビジネス設計を学ぶ上で、助けになった講座はこちらです:

🍵プロローグとエピローグ

事業計画書を書き上げて提出するまでに1週間。数週間後、一次審査通過の通知が届きました。

自信はまったくなかった、初めて書いた事業計画書が通ったのです。本当に驚きました。

今回は、その体験をまとめたものです。

次は2次審査。自分の考えを、もっと深く、もっと伝わる形で言語化できるよう、練習を重ねて備えていきたいと思います。

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