WordPressが乗っ取られた!?24万スパムページからの復活劇

😱 ある日突然、Search Consoleに24万ページ!?

2025年の春、自分のWordPressブログが乗っ取られ、なんと24万件ものスパムページが生成されていました。

🔍 異変に気づいたきっかけ

半年間放置していた自分のブログURLをふと検索してみたら、そこには見覚えのない商品の販売ページがずらり。
一瞬、何が起きたのかわからず呆然としましたが、急いでサーバーのファイルマネージャーを開いてみると、ファイルは改ざんされ、不可解な権限まで設定されていたのです。

さらにGoogle Search Consoleを確認すると、「未登録ページ:246,000」という異常な数値が。
本来インデックスされるべき登録ページは131のはずなのに、なぜか登録済みページが15,121…。
明らかにおかしい。

Search Console画面キャプチャ

Googleなりにスパムページを排除してくれていたのかもしれません。それでも1万5千ページ以上が登録された状態は衝撃でした。
「これから何をどこまでやればいいの?」「他にもやりたいことがあるのに…」
そんな思いがよぎり、修復には途方もない時間がかかるのではと焦りも感じていました。

🧨 何が起きていたのか

サーバーを詳しく調査したところ、.htaccessindex.phpwp-config.php などの重要ファイルが
不審なコードに書き換えられていることが判明しました。

おそらく海外のボットによる自動攻撃で、何千何万というスパムページが静かに量産されていたのでしょう。
でもよかったことは、「乗っ取られている」と気づけたこと。
冷静に一つずつ対応すれば、きっと立て直せると信じて、行動を始めました。

🔧 私が行った対策リスト

  • SiteGuardやLimit Login Attemptsなどのセキュリティプラグインを導入
  • 使っていないテーマ・プラグインを完全削除
  • .htaccessindex.phpwp-config.php を初期化・再構築
  • WordPress管理画面のログインURLを変更
  • Search ConsoleでスパムURLの削除申請を実施
  • robots.txtでスパム生成パスのクロール拒否

中でも特に効果を実感したのは、Search Consoleの「ページ」モニタリングでした。
定期的に確認することで、異常が可視化され、早期に対応できたのです。

🔄 3ヶ月後、見えた変化と回復

Google Search Consoleで検出された未登録スパムページ24.6万件と登録済み141ページのグラフ

現在、登録済みページは141に減少し、私の実際の記事数(131ページ)にかなり近づいてきました。あと少しです。

スパムページの多くは「未登録」状態となり、検索結果からも姿を消しました。

つまり、Googleからの「信用」が少しずつ戻ってきたということ。
時間はかかっても、対応次第で信頼は回復できるのだと実感しています。

📘 今後の私の対策方針

  • Search Consoleを週1ペースで必ずチェック
  • セキュリティ通知(Wordfenceなど)は即確認
  • 週次バックアップをGoogle Driveなどに保存
  • 被リンク元に不審なサイトがないか確認
  • WordPressセキュリティの学びを続ける

正直、「また攻撃されたらどうしよう…」という不安はあります。
けれども、今の私はこう考えます。
“次はもっと早く気づけるし、対応もきっと上手くできる”と。

💡 今、同じように悩んでいる方へ

セキュリティのこと、難しそうに思えますよね。
実は、私もそう思っていたひとりです。

でも大丈夫。理解できる講座や情報源を選べば、少しずつでも前に進めます。
そして、その一歩がきっとあなたのブログを守ってくれます。

もし本格的に学び直したい方には、以下のような講座もおすすめです。

🌱 最後に|危機を乗り越えて見えた希望

WordPressの乗っ取りは、決して他人事ではありませんでした。
でも、今回の経験で学んだのは、「知識と行動で、立て直せる」という希望です。

これからも自分のサイトを大切に守りながら、
また楽しく記事を書いていきたいと思います。🍀

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