WordPressサイトが消えたと思った日。バックアップの大切さを本気で実感しました
WordPressでクライアントサイトを管理していると、普段は当たり前のように見えている画面が、突然開かなくなることがあります。
今回、私はまさにその瞬間を経験しました。
Chromeの更新ができず、Macの容量も少なくなっていたため、不要なアプリやデータを整理しようとしていました。その中で、以前WordPress制作に使っていたLocal(Local by Flywheel)のデータを一部削除してしまいました。
その直後、クライアントの本番サイトにアクセスしようとすると、画面が真っ白のまま進まなくなりました。
「もしかして、本番サイトまで壊してしまったのではないか」
一瞬、血の気が引きました。
Localを消しても、本番サイトが消えるわけではない
冷静に考えると、Localは自分のパソコン内でWordPressを動かすためのローカル環境です。
一方、本番サイトはXserverなどのサーバー上にあります。
つまり、Localを削除したからといって、通常は本番サイトが直接消えるわけではありません。
しかし、焦っている時はその区別がつきにくくなります。
特に、クライアントサイトを管理している場合、「もし自分の操作で壊していたらどうしよう」という不安が一気に押し寄せます。
ゴミ箱に残っていたLocalデータを戻しました
まず確認したのは、Macのゴミ箱です。
幸い、削除したLocal関連のフォルダがまだゴミ箱に残っていました。
そこで、ゴミ箱から該当フォルダを「戻す」操作で復元しました。
その後、Localアプリを開くと、以前のサイト一覧が表示されました。
この時点で、少なくともローカル環境のデータは完全には失われていないと分かり、少し安心しました。
本番サイトのバックアップを取り直す
次に行ったのが、本番WordPressサイトのバックアップです。
管理画面に入り、UpdraftPlus Backup/Restore を開きました。
そして「今すぐバックアップ」をクリックし、以下のデータを保存しました。
- データベース
- プラグイン
- テーマ
- アップロード画像
- その他のファイル
この5つがそろうと、WordPressサイトを復元するための基本セットになります。
特に大事なのは、データベースとアップロード画像です。投稿本文、固定ページ、設定、画像など、サイトの中身に関わる重要な情報が含まれているからです。
Mac、USB、Googleドライブに保存
バックアップファイルをダウンロードした後、私はそれらを一つのフォルダにまとめました。
フォルダ名は、日付が分かるようにしました。
20260520_umegaoka_backup
この中に、UpdraftPlusからダウンロードしたバックアップファイルを入れました。
さらに、このフォルダを次の3か所に保存しました。
- Mac本体
- USBメモリ
- Googleドライブ
これで、万が一Macに不具合が起きても、USBやGoogleドライブから復旧できる可能性が高くなります。
バックアップは「壊さないため」ではなく「戻れるため」
今回、強く感じたのは、バックアップの本当の意味です。
バックアップは、トラブルを完全に防ぐためのものではありません。
トラブルが起きた時に、戻れる場所を作っておくためのものです。
WordPressを触っていると、プラグイン更新、テーマ変更、画像整理、サーバー設定など、思わぬ場面で不安になることがあります。
その時に、直前のバックアップがあるだけで、精神的な負担はかなり軽くなります。
フォルダ整理もバックアップの一部
今回、Googleドライブ内にもバックアップ用フォルダを作りました。
梅が丘クリニック
└── 99_バックアップ
└── 20260520_umegaoka_backup
このように整理しておくと、後から探す時に迷いません。
バックアップを取っても、どこに保存したか分からなくなってしまうと意味が半減します。
日付、サイト名、用途が分かる名前を付けておくことは、とても大切だと感じました。
今回学んだこと
今回の出来事で、私は次のことを学びました。
- Localと本番サイトは別物である
- 削除前には必ずバックアップを取る
- ゴミ箱はすぐに空にしない
- UpdraftPlusで本番サイトのバックアップを取れる
- USBとGoogleドライブの両方に保存すると安心
- バックアップフォルダは日付付きで管理する
特に、クライアントサイトを扱う場合は、「なんとなく大丈夫」ではなく、「戻せる状態を作ってから作業する」ことが大事だと思いました。
まとめ
WordPressの運用では、トラブルが起きないことが理想です。
しかし、実際にはブラウザの不具合、Macの容量不足、プラグインの問題、サーバー接続の不安など、さまざまなことが起こります。
その時に自分を守ってくれるのが、バックアップです。
今回私は、サイトが消えたかもしれないという恐怖を通して、バックアップの重要性を本気で実感しました。
これからは、大きな作業をする前に、必ずバックアップを確認する。
そして、Mac本体だけでなく、USBとGoogleドライブにも保存する。
この習慣を続けていきたいと思います。
