
先日、スマートフォンにこんなSMSが届きました。
【日本郵便】宛先不明で返送間近、お手数ですが再配達の手続きをお願いいたします。
リンク付きのSMSです。
最初は「再配達の手続きをしなきゃ」と思いました。
最近はネット通販や宅配便を利用することも多く、荷物を待っているタイミングだと早合点します。
ですが、もう一度読むと、なんとなく違和感がありました。
今回は、
- なぜ詐欺だと判断したのか
- どこを見れば分かるのか
- もし押してしまった場合はどうするか
を、実際の体験をもとに整理してみます。
一番怪しかったのはURL
今回届いたリンクはこちらでした。
jp-post–japan.com
一見、日本郵便っぽく見えます。
でも、本物の日本郵便公式サイトは以下です。
- japanpost.jp
- post.japanpost.jp
つまり、
- それっぽい英単語
- ハイフンを増やす
- 見た目だけ似せる
という、典型的な詐欺サイトの特徴でした。
最近の詐欺SMSは、本当に巧妙です。
昔のように「日本語がおかしいからすぐ分かる」という時代ではなくなっていると感じます。
なぜ引っかかりやすいのか
こういうSMSが怖いのは、荷物を待っているタイミングとたまたま重なる
- Amazon
- 楽天
- フリマアプリ
- 海外通販
- 旅行用品の配送
実際に荷物を待っていると、
- 住所ミスかな?
- 再配達しなきゃ
- 急いだ方がいい?
と対応に意識が向きます。
つまり、
「騙される人が悪い」のではなく、「誰でも誤解する」
という点が怖いのです。
高齢の家族ほど危険だと思った理由
今回あらためて感じたのは、高齢の家族ほど危険かもしれないということです。
例えば、
- 荷物を受け取りたい
- 担当者に迷惑をかけたくない
- 急いで対応しなきゃと思う
という心理が強く働きます。
特に、
「スマホは苦手だけど頑張って使っている世代」
ほど危険だと感じました。
だから私は、家族の中で、
「SMSのリンクはすぐ押さない」
というルールを共有しておくことが大切だと思っています。
今回、私が確認したポイント
① URLがおかしい
一番重要です。
「日本郵便っぽい」だけで、本物ではありませんでした。
② 焦らせる言葉を使っている
- 返送間近
- 至急
- 手続きをお願いします
こういう表現は、詐欺で非常によく使われます。
③ SMSから直接リンク誘導している
本当に荷物確認が必要なら、
- 公式アプリ
- 公式サイト
- 不在票
などから確認できます。
SMSから直接リンクを押させる場合は注意が必要です。
もしリンクを押してしまったら?
何も入力していない場合
ブラウザを閉じれば、基本的には大丈夫です。
クレジットカード番号を入力した場合
すぐにカード会社へ連絡しましょう。クレジットカードの裏に連絡先電話番号が書いてあります。
利用停止や再発行が必要になる場合があります。
ID・パスワードを入力した場合
すぐにパスワード変更を行いましょう。
他サービスで同じパスワードを使っている場合は特に注意です。
「自分は大丈夫」が一番危ない
今回あらためて思ったのは、人は、
- 疲れている時
- 急いでいる時
- 考え事をしている時
- 家族のことで頭がいっぱいの時
判断力が落ちるということです。
だから、
「私は騙されない」より、「急いでいる時ほど一回止まる」
の方が大切なのかもしれません。
まとめ
最近のSMS詐欺は、本当に巧妙です。
しかも、
- 宅配
- 銀行
- クレジットカード
- 通信会社
など、生活に密着した内容ばかりです。
だからこそ、まずは、
「SMSのリンクはすぐ押さない」
これだけでも、かなり防げます。
不安な場合は、必ず公式サイトや公式アプリから確認してください。
そして、高齢の家族とも「SMSのリンクはすぐ押さない」を共有しておくと安心だと思います。
